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2026.02.12

札幌市の道路状況が引き起こす意外な車の傷パターン解析

札幌市の道路状況が引き起こす意外な車の傷パターン解析

札幌市にお住まいのドライバーの皆様、日々の運転、誠にお疲れ様です。四季折々の美しさがある札幌ですが、特に冬から春にかけての道路環境は、愛車にとって非常に過酷な条件が揃っています。雪解けの時期や凍結路面での走行後、ふと車を見たときに「いつの間にか傷がついている」「身に覚えのないヘコミがある」と驚かれた経験はないでしょうか。

実は、札幌特有の道路状況には、事故などの明確な衝撃がなくても車を傷つけてしまう「意外な要因」が数多く潜んでいます。散布された滑り止めの砂利による塗装への微細なダメージ、氷のように硬くなった轍(わだち)による下回りの損傷、そして除雪によって狭くなった道路での接触リスクなど、その原因は多岐にわたります。さらに、これらの傷を放置することで融雪剤が入り込み、深刻なサビ(腐食)へと進行してしまうケースも少なくありません。

そこで今回は、札幌の道路事情を熟知したプロの視点から、多くのドライバーが見落としがちな「車の傷パターン」とその原因について詳しく解析していきます。愛車の美観を保つだけでなく、将来的な修理コストを抑えて長く安全に乗り続けるために、ぜひ本記事の内容を愛車のメンテナンスにお役立てください。

1. フロントガラスだけではない!滑り止め砂がボディ塗装面に与える目に見えないダメージ

冬の札幌市内を走行するドライバーにとって、スリップ事故と同じくらい頭を悩ませるのが「飛び石」による被害です。しかし、バチッという衝撃音と共にフロントガラスにヒビが入るような分かりやすい損傷だけでなく、実はもっと静かで深刻なダメージが愛車のボディを蝕んでいることをご存知でしょうか。

札幌市では、凍結路面対策として交差点や坂道を中心に大量の「滑り止め砂」が散布されます。雪が溶けて路面が乾燥してくると、走行する車両のタイヤによってこの細かい砕石が巻き上げられ、後続車や対向車にシャワーのように降り注ぎます。高速道路やバイパスなどスピードが出る道路では、この現象はまさに工業用の研磨技術である「サンドブラスト」を車体全体に浴びているのと同じ状態を引き起こします。

特に影響を受けやすいのが、風をまともに受けるフロントバンパーやボンネットの塗装面です。肉眼では一見して分からないレベルの微細な傷が無数につくことで、塗装表面のクリア層が白く濁ったように見えたり、深みのある艶が失われたりする主な原因となります。春になり洗車をしても以前のような輝きが戻らない、あるいは撥水コーティングの効きが極端に悪くなったと感じる場合、この「滑り止め砂」による無数のマイクロスクラッチが塗装表面を荒らしている可能性が高いです。

さらに懸念されるのは、これらの微細な傷が塗装の保護膜を削り取り、札幌の道路に大量に撒かれている融雪剤(塩化カルシウム)の成分をボディ内部へ浸透させやすくしてしまう点です。単なる見た目の劣化にとどまらず、放置すれば塗装内部からの錆(サビ)の発生リスクを飛躍的に高める要因にもなります。愛車を長く綺麗に保つためには、雪解け時期の徹底した洗車はもちろん、専門ショップでのポリッシング(磨き)や高耐久なガラスコーティングによる塗装保護が、札幌の過酷な道路環境では必須の対策と言えるでしょう。

2. 氷のような轍での腹擦りが原因?バンパー裏やマフラー周辺に潜む意外な損傷リスク

札幌の冬道運転において、ドライバーを最も悩ませるのが「轍(わだち)」の存在です。特に気温が低下し、水分を含んだ雪が氷のように硬化した轍は、車のボディ下部にとって凶器となります。主要幹線道路から一本入った中道や住宅街では、除雪が追いつかずに轍が深くなりやすく、走行中に「ガリガリ」「ゴゴゴ」といった不快な音が床下から響くことがあります。これがいわゆる「腹擦り」です。

多くのドライバーは、ボディ表面の目に見える擦り傷やへこみには敏感ですが、車体の裏側、つまりアンダーフロアの損傷には気づきにくい傾向があります。しかし、硬い氷塊による腹擦りは、フロントバンパーの裏側(リップスポイラー下部)やエンジンアンダーカバー、さらにはマフラーや排気パイプ周辺に深刻なダメージを与えているケースが少なくありません。

具体的には、樹脂製のクリップが氷の衝撃で弾け飛び、アンダーカバーが垂れ下がってしまう事例や、マフラーのタイコ部分や遮熱板が変形してしまう事例が多発しています。バンパーの下側は覗き込まないと見えないため、亀裂が入っていても気づかずに走行を続け、高速走行時の風圧で部品が脱落する二次被害のリスクも潜んでいます。

さらに札幌特有の問題として、路面に散布される融雪剤(塩化カルシウムなど)の影響を無視することはできません。腹擦りによってアンダーフロアの防錆塗装が剥がれると、そこから融雪剤を含んだ水分が浸透し、金属部分の腐食(サビ)が一気に進行します。特にマフラー周辺のサビは穴あきにつながり、排気漏れによる車検不適合や異音の原因となります。

冬の間に「何度か底を擦ったな」という心当たりがある場合は、雪解けを待たずに早めの点検を行うことが重要です。オイル交換やタイヤ交換のタイミングで、整備工場やカー用品店のリフトを使って車体を持ち上げ、プロの目で下回りのダメージ状況を確認してもらうことを強く推奨します。見えない場所の傷こそ、愛車の寿命を縮める大きな要因になり得るのです。

3. 放置した小傷がサビの入り口に!融雪剤の影響を強く受けるパーツの解析と対策

札幌のドライバーにとって、冬場の道路環境は愛車に対する過酷な試練の場です。路面凍結を防ぐために大量に散布される融雪剤、主に塩化カルシウムや塩化ナトリウムは、氷を溶かす一方で、車体の金属部分に対して強力な腐食作用をもたらします。ここで最も警戒すべきリスクは、走行中の飛び石や接触で生じた「目に見えにくい小傷」が、致命的なサビの原因となることです。

夏場であれば見過ごしてしまうような数ミリ程度の塗装剥がれでも、札幌の冬においてはサビの侵入口として機能します。傷口から露出した鉄板に塩分を含んだ水分が付着すると、電気化学的な反応により酸化が爆発的なスピードで進行します。表面上は小さな点に見えても、塗装の内側でサビが広がり、春になる頃には塗装面が膨れ上がるような腐食に発展しているケースも少なくありません。

特に融雪剤の影響を強く受け、サビが発生しやすいパーツには明確な傾向があります。

フェンダーアーチ(タイヤハウス周辺)**
タイヤが巻き上げた雪や泥、小石が直撃する最前線です。特にフェンダーの内側に折り込まれた「ツメ」の部分には、塩分を含んだ泥が長時間滞留しやすく、そこに小傷があると一気に腐食が進みます。外からは見えにくい箇所ですが、ここからサビが始まると、やがてフェンダーの表面に塗装の浮きとして現れます。

サイドシル(ロッカーパネル)**
ドアの下にある車体の梁となる部分です。前輪が跳ね上げた石で塗装が欠けやすいだけでなく、乗り降りの際に靴で擦って傷がつくこともあります。地面に近い位置にあるため、融雪剤の濃度が高い路面の跳ね返りを常に浴び続ける過酷な環境にあります。

ドアの下部エッジ**
ドアの開閉時に、路脇に積み上げられた硬い雪山や氷にぶつけて塗装が剥がれることが多い箇所です。水分が溜まりやすい構造のため、一度サビ始めるとドアパネル全体に広がるリスクがあります。

これらのリスクに対する対策の基本は、「洗い流すこと」と「塞ぐこと」の2点に集約されます。

まず重要なのは、こまめな下回り洗浄です。ガソリンスタンドやコイン洗車場にある高圧洗浄機を使用し、ボディ表面だけでなく、タイヤハウスの奥やフロア下部に入り込んだ塩分を物理的に洗い流してください。

次に、洗車後のチェックで小さな傷を発見した場合は、速やかにタッチアップペンで塗装し、鉄板を空気と塩分から遮断することが重要です。すでに赤サビが発生している場合は、サビ転換剤を使用して進行を食い止める処置が必要です。

さらに根本的な対策として、冬シーズンを迎える前に本格的な防錆アンダーコートを施工することも強く推奨されます。札幌市内でも多くの整備工場で取り扱われている「ノックスドール」や「スリーラスター」といった実績のある防錆剤は、強力な被膜で融雪剤の浸透を防ぎ、飛び石による衝撃もある程度吸収してくれます。愛車の寿命を延ばし、リセールバリューを守るためにも、たかが小傷と侮らず、徹底した防錆管理を行うことが求められます。

4. 除雪で狭まった道路の落とし穴!冬場に急増するサイドミラーやドアのこすり傷事例

札幌の冬、特に大雪が降った直後の道路環境はドライバーにとって過酷な試練となります。除雪車が入った後でも、道路の両脇には高く積み上げられた雪山が立ちはだかり、有効な道幅は極端に狭くなります。いわゆる「排雪」が追いついていない時期には、幹線道路から一本入った住宅街の生活道路(中道)などで、車1台が通るのがやっとという状況も珍しくありません。

この時期に板金塗装工場やカーディーラーへ持ち込まれる修理依頼で圧倒的に多いのが、狭い道路でのすれ違いざまに発生するサイドミラーの破損や、ドアパネルの広範囲にわたるこすり傷です。

典型的な事例の一つが、対向車を避けようとして左側に寄せすぎ、硬化した雪壁に車体を接触させてしまうパターンです。「たかが雪」と油断してはいけません。日中の融解と夜間の凍結を繰り返した雪山は、コンクリートブロック並みの硬度を持つ氷の塊となっていることが多く、軽く接触しただけでもサイドミラーのカバーが割れたり、ドアに深い線傷やヘコミが生じたりします。最悪の場合、電動格納ミラーの内部ギアが破損し、ユニットごとの交換が必要になるケースもあります。

また、路面の「わだち」も事故を誘発する大きな要因です。札幌市内でも特に北区や東区などの平坦な住宅地では、路面に深いわだちができやすく、タイヤが足を取られてハンドル操作が効かなくなることがあります。狭まった道幅で車体が予期せぬ方向に振られ、逃げ場のないまま雪壁や対向車に側面をこすりつけてしまうのです。

さらに注意が必要なのが、雪山の中に隠れている障害物です。電柱を支えるワイヤーの黄色いガードや、低い位置にある縁石、消火栓などが雪に埋もれて見えなくなっていることがあります。柔らかい新雪だと思って突っ込んだら、中に隠れていた障害物でバンパーやフェンダーを大破させたという事例も後を絶ちません。

冬場の札幌で愛車を傷から守るためには、無理なすれ違いを避ける判断力が求められます。相手が通り過ぎるのを広い場所で待つ、あるいは遠回りでも道幅の広い幹線道路を利用するなど、余裕を持った運転こそが、高額な修理費用を回避する最善の策と言えるでしょう。

5. 札幌特有の環境下で愛車を維持するために!プロが教える傷の早期発見とリペアのメリット

札幌市内で車を所有することは、本州とは比べものにならないほど過酷な環境に愛車をさらすことを意味します。冬の間の積雪、凍結路面、そして大量に撒かれる融雪剤(塩化カルシウム)。雪解けの季節になれば、路面に浮き出たアスファルトの穴や、滑り止め用の砂利による飛び石被害が多発します。こうした地域特有のダメージリスクを最小限に抑え、愛車の美観と価値を守るためには、傷の「早期発見」と「適切なリペア」が何よりも重要です。

まず、札幌のドライバーが特に警戒すべきなのは、傷そのものよりも、そこから発生する「錆(サビ)」の進行速度です。一般的な地域であれば、多少の擦り傷や飛び石による塗装の欠けを放置しても、すぐに深刻な腐食には繋がりません。しかし、札幌の道路には塩分を含んだ融雪剤が充満しています。塗装が剥がれて鉄板が露出した箇所に塩水が付着すると、酸化反応が劇的に早まり、気付いた時には塗装の内側で錆が広がり、ボディが膨れ上がってしまうケースが後を絶ちません。

このリスクを回避するための早期発見のコツは、こまめな洗車と入念な目視点検です。特に、タイヤハウスのアーチ部分、サイドステップの下側、ボンネットの先端は、飛び石や氷塊のヒットを受けやすい激戦区です。洗車の際は、明るい場所で様々な角度からボディを確認し、爪が引っかかるような傷がないかチェックしましょう。また、下回りの防錆塗装(アンダーコート)も永久的なものではないため、定期的に剥がれや薄くなっている箇所がないか、リフトアップしてプロの目で確認してもらうことが推奨されます。

傷を早期に発見し、プロによるリペアを行うことには、単に見た目を直す以上の大きな経済的メリットがあります。小さな傷や初期の錆であれば、部分的な研磨やタッチアップ、あるいはバンパーの部分補修などで、費用を抑えて修復できる場合がほとんどです。しかし、錆が進行して鉄板に穴が空いたり、パーツ交換が必要になったりすると、修理費用は十万円単位に跳ね上がります。また、将来的に車を売却する際も、ボディの状態は査定額に大きく響きます。札幌という環境だからこそ、こまめなメンテナンス履歴は「大切に乗られてきた車」という証明になり、リセールバリューの維持に直結します。

最近の板金塗装技術やカーケア専門店では、時間をかけずに安価に直す「クイックリペア」や、塗装を削らずに凹みを直す「デントリペア」など、症状に合わせた多様な修理方法が選択できます。傷を見つけたら「冬が終わってから直そう」と先送りにせず、まずは専門ショップに見積もりを依頼してみてください。プロのアドバイスを受けることで、過剰な修理を避けつつ、札幌の厳しい四季から愛車を確実に守り抜くことができるでしょう。

ピッカーズ札幌店は、オープン8年、
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